くうちゃん&小林製薬&サポタントに学ぶネーミングの極意
2010年7月8日
こんにちは。グリーゼの ふくだたみこ です。 皆さんは、ペットを飼っていますか? 私は、動物好きな父のもと ペットに囲まれて育った田舎者。 でも結婚してからは ペットのいない寂しい生活を送っていました。 2年前の夏に、子どもたちにせがまれて 小さな黒パグを飼うことに・・・ 名前は、くうちゃん。 女の子です。 名前を決める時は、ちょっとした家族会議。 「トーレス君」(スペインサッカー選手のフェルナンド・トーレスより) 「福田君」「よしお」など いろんな名前が候補に挙がったのですが ペットショップの小さな部屋の隅っこで 「くうくう」と震えるように鳴いていた声が印象的だったので 最後は全員一致で「くうちゃん」に決定となりました。 どうしてこんな話を書いているかというと・・・ 商品名、サービス名のネーミングと ペットの名前をつけることに、意外な共通点があったからなんです。 今日は ・ わが家の愛犬くうちゃん ・ 先日、インタビューでネーミングについてお聞きした、 サポタント代表の床さん ・「熱さまシート」など個性的な商品名で有名な小林製薬さん この三者↑ に共通する「ネーミングの極意」ということで お話してみたいと思います。 ──────────────────────── 1:成長する商品、育つサービスとは? ──────────────────────── サポタント株式会社は、Web・モバイルビジネスに特化した 人材派遣およびサポート会社。 企業のインターネットビジネス全般のお手伝いをするため 次々と、新しいサービスをリリースしています。 例えば、最近リリースしたサービスに 「ウェブモン派遣」 というのがあります。 企業に対し、Web部門(プロデューサー、デザイナーなど)を まるごと派遣するというサービス。 「WEB部門派遣」という言葉から生まれています。 一瞬「ドラえもん?」と連想したのは、私だけでしょうか? 「ドラえもん」 → 「何でもできそう」「便利そう」 というところまで想像する人もいるでしょう。 クスッと笑ったおかげで「ウェブモン派遣」という名前、 忘れられない名称になりました。 また、Webの仕事、インターネットの仕事の中には 手間のかかる作業が、結構ありますよね? 外注先を探す程ではないけれど 社員が時間をかけてやるには ちょっと手間がかかるこれらの仕事↓ ・画像の加工 ・ちょっとしたイラストの作成 ・商品情報入力などの単純な仕事 ・専門的であるけれど、その時だけスポットでお願いしたい翻訳 などですね。 サポタントは、これらの作業を全て請け負っています。 一つ一つのサービスについては ・画像加工 ・イラスト作成 など、わかりやすい直球の名前がついているのですが これらのサービスの総称を 「お願い!ウェヴタント」という名前で打ち出しています。 「Web担当者」から連想したネーミングです。 外注したいWebに関する“ちょっとした業務”を承ります。 という説明文を加え サポタントの人気のサービスになっているそうです。 他にも・・・ ・Web業界への就職活動をサポートする「Web活」 ・ネットショップ向けの通信講座「ねっつう」 なども、おもしろいネーミングですよね。 次々に個性的な名称のサービスを発表する サポタント流ネーミングの極意を 床さんは、三つ教えてくれました。 一つめは・・・ ----------------------------------------- ■ネーミングのコツ(1) 愛情をもって名づけよう 愛着のあるネーミングは大きく成長する ----------------------------------------- 床さんは、こう話します。 「ネーミングのコツはいろいろありますが サポタントでは、スタッフ全員が 愛情をもてる名前を採用しています。 慣れ親しんでサービス名称を愛称で呼び合えるようになると 愛着がわき、末永く育てていきたいという気持ちになるんです。 こういうサービスは、大きく成長する可能性が高いんです」 この言葉を聞いた時 「あっ、くうちゃんと一緒だ」 と嬉しくなったんですよね。 わが家のくうちゃんは、愛情だけで名づけられました。 おかげで、大きく大きく成長しています(^^) ──────────────────────── 2:ネーミングが売上げを左右する ──────────────────────── 床さん流ネーミングのコツの二つめは・・・ ----------------------------------------------- ■ネーミングのコツ(2) わかりやすい名前をつけよう サービス名称から内容が瞬時にわかるように! ----------------------------------------------- 確かに「ウェブモン派遣」「ウェブタント」という名前から どんなサービスなのか連想しやすいですよね。 床さんの話を聞き、小林製薬の話を思い出しました。 小林製薬といえば・・・ ・熱さまシート ・トイレその後に ・のどぬ~るスプレー など、商品名から「どんな商品なのか」を わかりやすく表現していますよね。 小林製薬は、ネーミングだけでなく マーケティング戦略としても「わかりやすさ」を大事にしている会社です。 ・わかりやすいネーミング ・わかりやすいパッケージ ・わかりやすい広告 ・わかりやすい店頭 この四つをあわせて「四位一体のマーケティング」と呼ぶのだそうです。 (小林製薬 - News Letter - 2010年5月より) 代表取締役の小林豊氏は 「いい名前だと思ったら調査をかける。 他の会社が商標を既に持っていてダメだとなると、 不使用の申請をしたり、買えるものであれば買いに行きます。 それぐらい商品名にはこだわりますね」 と答えています(日経ビジネス ONLINEより)。 ※不使用の申請 日本国内で3年以上、使用されていない登録商標について、 請求により商標登録を取り消すことができる制度のこと ネーミングは、売れる売れないを左右する 重要な要素なんですね。 ──────────────────────── 3:キャッチコピー講座との共通点 ──────────────────────── 床さん流ネーミングのコツの三つめは・・・ ----------------------------------------------- ■ネーミングのコツ(3) インパクトが強く覚えやすい名前をつけよう インターネットでは一発でわかることが大事 ----------------------------------------------- この話は、私が日頃行っている「キャッチコピー講座」と共通します。 大企業がテレビ、雑誌、新聞など あらゆるメディアに露出して伝えようとする キャッチコピー、キャッチフレーズと 小さな企業やオンラインショップが インターネットだけで露出して伝える キャッチコピー、キャッチフレーズとは 全然違う! と説明させてもらっています。 商品名も同じで 大企業がテレビ、雑誌、新聞など あらゆるメディアに露出して伝えようとする商品名と違って インターネットでは、一発勝負。 検索で、サポタントのサイトに訪れたユーザーが 次に再訪問してくれる可能性に 【期待しない】方が得策かもしれません。 「一度しか見てもらえないかもしれない」と思うと インパクトが強烈で、覚えやすい名前が必要になりますよね。 まとめると・・・ --くうちゃん&小林製薬&サポタントに学ぶ ネーミングの秘訣(まとめ)--- 1:【愛情を注げること】 スタッフ全員が愛着をもてる名前をつけること そうすれば、末永く育ててもらえる 2:【わかりやすいこと】 商品名、サービス名から 「どんな商品なのか」を連想できること わかりやすさが大事 3:【インパクトがあり、覚えやすいこと】 インターネット上のサービスは、一発勝負 インパクトが強く、一度で覚えられるような 名前をつけることが大事 ネーミングに関する書籍もたくさん読みましたが この3点は、最低限、押さえていきたいなと思いました。 サポタントの床さんには、ネーミングの他に プレスリリースの活用についても、たっぷりとお話を伺いました。 日流eコマースの新連載 ふくだたみこの【人気ECサイトのコンテンツ&文章力】 でまとめています。 バックナンバーをご覧ください。↓ ▼活気!反応!アイデア!アクセス! プレスリリース毎週配信の四つの効果 http://gliese.co.jp/contents/uremaga/014.html それでは、今回はこのへんで。 |

















